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幼稚園入学を考える時期。海外で母子家庭にライフイベント到来
台湾で産み落とした息子もついに3歳半になりまして、そろそろ幼稚園やら何やらを考える年になりました。
そしてなんともありがたいことに、この9月から公立の幼稚園に入学できることになりました。
今回はその経緯をメモ的に残しておきたいと思います。
台湾(台北)の幼稚園学費
台湾は幼稚園の学費がとっても高いんです。
学費の構成は私立公立関係なく、だいたいこんな感じです。
- ・学期(9月始まり〜旧正月前まで、旧正月明け〜6月末-夏休み前までの2学期制)ごとに註冊費
- 毎月の月費
私立だとだいたい註冊費を入れて月平均で割ると、毎月15,000〜2万元(今のレートだと日本円で6〜8万円!!)ほど。
まだまだ台湾で奮闘中の母子家庭。とても私には入れられません。
公立だと月1万元(約4万円)ほどで入れられますが、
台北市内や住宅地は競争が激しくて、抽選でしか入れないのです。
思いつくだけざっくり!! 私立と公立幼稚園のメリットデメリット
私立のメリット
- 教育が良い。小学校に上がるまでに色々教えてもらえる(特に台湾は小学校から一気に始まる”競争型詰め込み教育”がすごいらしいです)。
- 夏休み、冬休みが短い。または休み自体がないので、親は働きやすい。
公立のメリット
- たとえば台北市内は土地が高いので私立で広いところは探しにくいですが、公立はそのぶん広い。
遊ばせてくれる。お勉強はプログラムに入っていないので、外で遊ぶ時間などが長いようです。 - ほとんどが公立の小学校付属なので、小学校に上がる際に環境に慣れさせやすい。なので小さい頃は私立に入れておいて、年長から公立にシフトする方も多いようです。
私立のデメリット
- 高い。
- 狭い。
- 外で遊ぶ時間が少ない(場合が多い)。
公立のデメリット
- 夏休み、冬休みが長いので、働いている親は夏休み、冬休みの間は他の塾に入れるなどして対処しなければならない。
- いわゆるお勉強がないので、小学校に上がった時に一気に始まる”競争型詰め込み教育”に対応できるように別途準備が必要。
まぁ、メリットデメリットを書き出したところで、今の私には公立しか選択肢がないのですが・・・笑
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公立幼稚園の抽選は、3歳児の小班がいちばん難しい
日本と変わらないと思いますが、公立の幼稚園のなかでも、3歳児の小班と呼ばれるクラスがあるとは限らないようです(台北市で私が調べた2015年時点)。
3歳児の小班は1人の生徒あたりに付く先生の数が多く必要だということもあると思います。
中班、大班などもうちょっと大きくなると、一気に抽選に通る確率が上がったり、もしくは抽選がいらなくてエントリーしたらそのまま入れる場合もけっこうあるようです。
なんと!!中国語の練習のつもりでエントリーしたら通った
私はこの2月に急に引っ越さなければならなくなって、1週間で家を決めたのですが、その際も幼稚園のことを考えて急いで色々調べました。
公立は、母子家庭など、事情がある家庭が優先して抽選に通るようになっているそうなので、その条件に私も該当しないのか、ダメもとで市政府の管轄部署まで話を聞きに行ったりしてきました。
もちろん私の場合は完全に外国人で、息子も台湾国籍があるわけでもないので、優先はされないということだったのですが・・・。
しかも管轄部署のおばちゃんたちに「あらーじゃあ無理ね・・・あのエリア競争激しいしね・・・」と言われる始末。苦笑
でも、ダメもとで、そして来年のエントリーに向けて中国語の練習にしようと2015年9月からの抽選にエントリーしたところ、抽選に通ってしまったのです。
この時は本当に天に昇るほど嬉しくて、ひとりで教室でボロボロ泣いて周りにびっくりされました。
公立幼稚園、こんな感じでした
とりあえず幼稚園入学までの経緯を個人的メモ的に残してみました。
お子さんを公立に入れる方は、ほとんどがご主人が台湾人だったりされる方がほとんどだと思うので、こんな情報はあまり役に立たないかもしれませんが、以上でした!
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