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迷ったけれど行ってみた母親教室
中国語が分からないし行くか行かないか迷ったあげく、
「出産の時も中国語だし、慣れておかなきゃ!」と思ったのと、
「母親教室は、知識というよりも、プレママ友を作る場だよ!」という先輩ママの声に背中を押されて、
取りあえず、行ってみることにしました。無料だし!
ちなみに・・・
日本に帰国した時に、近くの産婦人科に事情を話して参加できないか聞いてみたけれど、
そちらで出産する方だけしか受けられないと、丁寧に断られてしまったし、
実家のある自治体で聞いてみたところ、すごく親身になってはくれたものの、帰国のタイミングでの開催がなかったので、資料だけいただいて帰ってきたのでした。
「本できちんとした知識を得れば、きっと大丈夫」というのがいちおうの結論ではあるものの、今は仕事もしてなくて時間だけはありますしね。
さすがは台湾、来ていたのはプレママだけじゃなかった!
今回受けてみたのは、通っている台安病院の産婦人科横にある
臍帯血バンクのブースで案内されている母親教室です。
ブースはここです。帰りにお土産をもらえます(微妙だけど・・・)。
場所は台安病院の健康管理センター4階。
時間は平日夜の19〜21時までの2時間。
テーマは「産後の過ごし方」と「分娩時の呼吸法」。
「平日の夜にあるんだなぁ〜」と思っていたら、会場に行って、その理由が分かりました!
母親教室なのに、父親も同伴が当たりまえだから!!
台湾では、共働きがほとんどなせいか、男性もそこまでハードに働かないせいか(ハードな方もたくさんいますが)、父親が出産・育児にとても協力的。
定期検診にも父親が付き添うというのが一般的なのだそうです。
プレパパさんが仕事帰りに来られるよう、この時間帯なんですね。
それにしても、会場内は満席!
ひとりなのは私くらい・・・。でも日本だったら、こっちが普通ですよね(と、言い聞かせる)。
まずは産後ケア「坐月子」について教わります
前半1時間は、この日のテーマだった「坐月子」=産後ケアについてお医者様からお話がありました。
スクリーンに映し出される資料を見ながら話を聞くスタイル。配布資料はナシです。
中華圏の産後ケア習慣「坐月子」
中華圏では、産後の身体をしっかり健康に戻すことがとても大切にされているそうで、そのあたりのお話です。
身体を冷やすなとか、日本と同じようなことが説明されますが、この「月子」という習慣は中華圏ならではのもので、その内容は日本のものとは全く異なるようでした。
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また、昔と今で違う点についても教えてくれました。
「髪を洗ってはならないと言われていたけど、それはドライヤーもない時代に風邪をひきやすかったから、今は違う」とか。
「産後食には麻油鶏ばかり食べろと言われていたけれど、今は違う」とかとか。
「月子」を実践できるケアセンター
その後は、「月子中心(産後ケアセンター)」の選び方についての解説もありました。
これまでは自宅で家族が行ってくれていた「月子(産後ケア)」ですが、核家族が増えていることもあり、最近では「月子中心(産後ケアセンター)」という、出産を終えた母親が入る施設があります。
この「月子中心(産後ケアセンター)」、産婦人科や小児科に併設されていることも多いようで、
台安病院にもそれは併設されていて、万全の体制で母親と赤ちゃんのケアをしてくれるという案内でした。
(宣伝ですね;)
独立した「月子中心(産後ケアセンター)」もたくさんありますが、どこかの産婦人科や小児科と提携しているところがほとんど。
アットホームなところから、ホテルのようなところまで色々なタイプがあります。
1泊あたり1万5000円とか、2万円とかするので、私も最初はびっくりしたのですが・・・。
施設にいる間、お母さんは、ほぼな〜んにもせずに過ごせます。
することと言えば、授乳、食事、母親教室でのお勉強などなど・・・。
月子中心(産後ケアセンター)の食事は1日5食!
食事は月子食と呼ばれる産後の肥立ちに良いメニューで、1日5食!
うち2食は薬膳スープとデザートが供されます。(あんまり美味しくないというウワサも。)
ソフトもハードも至れり尽くせり
全室個室、セキュリティの高い、ホテル並みの設備。
来客もOKで、ダンナさんは宿泊もOK。
場所によっては、ベッドにいながらにして、赤ちゃんの様子をライブ配信で見られたりも!
おむつ替えや、入浴など、赤ちゃんのケアをしてくれる専門スタッフ。
お母さんは赤ちゃんに会いたくなったら赤ちゃんがいる部屋を訪れるだけ。
赤ちゃんと同室ということもできるそうです。
月子をちゃんと実践すると、更年期が楽になる?!
そうやって産後をきちんと過ごせば、更年期が楽に過ごせると言われているそうです。
ちなみに私も、ダンナさんの仕事が一年でいちばん忙しい“年末進行”の時期なので
3週間だけ入る予定。台安ではなく、近所のところにしました。楽しみー♪
【出産後に追記】
月子についての関連記事も書いてみましたので、よろしければどうぞ!
「日本にも欲しーい! 台湾、産後の習慣「坐月子(ズオ ユエズ)」」
「最高♥産後の施設「月子中心(月子センター)」レポート」
後半の呼吸法は、中国語ほぼ聞き取れず(涙)
ここで10分くらい休憩が入り、後半が始まります。
後半の頭30分くらいは、この教室のスポンサーである臍帯血バンクのプロモーションがありました。
(こちらは立派なフルカラーのパンフレットが配布されます)
それが終わると、私が今回楽しみにしていた「呼吸法」についての解説があります。
一部について、モノクロコピーの資料が配布されます。
分娩時には第1〜第3まで過程があって、それぞれで呼吸法を変えていくと楽になります、みたいな内容でした(はず)。。
考え方自体は、日本とさほど変わりませんね!
ただ、呼吸法も、中国語になると一気に分からなくなりました〜。
漢字で書いてある資料は、だいたい分かるんですけど・・・。
マタニティヨガで使った「息を吸う」「吐く」は中国語で覚えられたので良かったかも知れません♪
というわけで、「母親教室でお友達を作ろう!」は夢叶わず。
ざーんねん!
今週、もうひとつ行ってきまーす。
▼台安病院の母親教室は、公式サイトのニュースに発表されます。
「臺安醫院媽媽教室(準父母班) 」というのがそれです。
台安病院公式サイトのニュース一覧ページ
月1回実施(19〜21時)
問い合わせ先 02-2771-8151
(※2011年時点での情報です)
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