児童文学作家・石崎洋司さんの新著『「オードリー・タン」の誕生』で拙著を引用いただきました。

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児童文学作家・石崎洋司さんの新著『「オードリー・タン」の誕生 だれも取り残さない台湾の天才IT相』(講談社)

4/18に講談社さんから刊行される、児童文学作家・石崎洋司さんの新著『「オードリー・タン」の誕生 だれも取り残さない台湾の天才IT相』をご恵投いただきました。

小学生から大人までが読める、オードリーさんの伝記です。

児童文学作家・石崎洋司さんの新著『「オードリー・タン」の誕生 だれも取り残さない台湾の天才IT相』(講談社)

8歳で学校に絶望し、不登校。死も考えたギフテッドは、どうして希望を取り戻せたのか? なぜ「だれも取り残さない社会」を目指すのか? ITの天才にして、世界が注目する<新しい民主主義>の旗手、「オードリー・タン」が生まれるまでの伝記物語。 

「世界一受けたい授業」などでも話題沸騰のオードリー・タン氏。

台湾のマスクマップの開発を指揮した、天才IT相として知られています。IQ180の天才、十代での起業、ITの神さまなど「勝ち組」の代表のようなイメージがつきまといますが、生まれつき重い心臓病をかかえ、小学校では、いわゆる「浮きこぼれ」。小学校3年生で不登校となり、世界に居場所などないと絶望の淵にたちます。

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戒厳令下の台湾の硬直した教育体制による体罰やいじめ。それを<あたりまえ>とする社会とぶつかった9歳の唐宗漢が、いかにして世界と和解し、台湾の教育を変え、ソーシャル・イノベーションによる新しい民主主義の旗手「オードリー・タン」となっていったのかを描く伝記物語です。

出典:『「オードリー・タン」の誕生』(講談社)Amazon登録ページ

講談社の青い鳥文庫『黒魔女さんが通る!!』シリーズで知られる石崎先生が、オードリーさんの伝記を児童文学にしてくださっており、内容がとてもわかりやすく、また、すべての漢字にふりがながふってあります。

本書の編集を担当された吉田幸司さんは、石崎先生の『黒魔女さんが通る!!』初代編集担当さんであり、名作絵本シリーズ『にじいろのさかな』の編集も担当されるなど、児童文学の世界に長年にわたって多くの功績を残されてきたお方です。

石崎先生とオンライン対談

そしてたいへん光栄なことに、このお本の制作には、拙著『オードリー・タン 母の手記「成長戦争」』をご参考・引用くださったそうで、今回、石崎先生と、オンラインで対談をさせていただく機会に恵まれました。

石崎先生も、編集の吉田さんも、お二方ともとても素敵な方で、個人的に児童文学にしてくださったのがこのお二人で本当に良かったと思いました。

対談は記事化されるそうで、近日中に公開されるようですので、こちらはまた改めて、各種SNSや、この記事に直接更新する形でお知らせしますね。

『オードリー・タン 母の手記「成長戦争」』は、このオードリーさんやそのご家族の物語がこれからも広く語り継がれていってほしいと思って書いたので、こうして参照していただけたこと、しかも、児童文学にしていただいたことを、とても嬉しく思っております。

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