2010台北国際花博覧会(花博)へ

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台北市民の間で今、最も盛り上がっていると思われる
花博へ行ってきました。
▼右:ふわふわのさわり心地が可愛らしかった「キャットテール」
2010台北国際花博覧会
どうも台北市がこれほどに公的なフェスティバルは初めてのようで
すごい力の入れようです。
期間限定の博覧会ですが、パビリオンもたくさん建ち、
会場内は無料バスがバシバシ通っています。
いったいどのくらいの税金が投入されているのかも気になるところですが、
エントランスでは、ディズニーパレードの楽曲が流されているほどのゆるさなので
あまり細かいことは気にせず行きましょう。
■夢想館(ドリーム館)
エレクトロニクス産業大国・台湾の技術が体感できると話題のパビリオン。
一人ひとりに「RFID(Radio Frequency IDentification「ICチップと電波による非接触認証技術」)」タグが入った腕輪が渡され、
3D眼鏡がなくてもバーチャルな世界を楽しめるのだそう。
このパビリオンが目玉会場なので
本当はこちらに行きたかったのですが、
ダンナさんが朝6時頃に行ってファストパス的なものを受け取ろうとしても
すでに行列ができていて満員御礼だったのだそう。
ただ、このパビリオンは会期が延長されたようなので
今回は断念しました。
しかし、このRFIDという技術はすごいですね。
チラッとネットを見ただけですが、かなりアツい先端技術のようです。
企画が10000個くらい書けそうです。笑
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・流通
現在、人がバーコードを使用して行っている在庫管理などの「サプライチェーン・マネジメント」と
同様のことが自動化できる。
2003年、米国ウォルマートが在庫管理に採用すると発表したことでも話題に。
(ただ、現時点でも現場でしっかり活用されているかは不明)。
・履歴管理
情報を書き込めるので、物品の流通過程の記録(トレーサビリティ)が可能。
チップを制服などに縫い付ければ、不正な成りすましや紛失・盗難・横流しの防止を図るという使い方も。
人が今どこにいるのか、というプレゼンス管理への使用でも注目されている。
・センサーネットワーク
様々な場所に取り付けて、包括的な情報を抽出、そこからのデータマイニングも可能。
例えば、タクシーのワイパーが動いていると反応するセンサーからの情報をたくさん集めると、都市内の詳細な降雨情報が得られる。
・バーコードとの比較
情報量はバーコードのおよそ4倍、読み取り範囲が広く、
タグ自体が見えない位置にあっても大丈夫であること。
一度にたくさんのRFタグを認識できること。書き込みが可能であることなどが挙げられる。
まだバーコードより実装コストがかかるようですが、
取って代わる日は、そう遠くない気もしますよね(期待も込めて)。
▼マイクロソフト「RFID入門」
http://www.microsoft.com/japan/business/rfid/about/default.mspx
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■夢想館 夢想劇場
台湾を代表するアニメーターで絵本作家の 幾米(Jimmy)さん。
彼のアニメーション『世界の隅に隠れる(躲進世界的角落)』が観られるということで、
こちらに並びました。
2010台北国際花博覧会 夢想館

▼幾米さんの公式サイト
http://www.jimmyspa.com/jp/
待つこと2時間。上映はおよそ10分間。
でも、待っている間も周りの様子を見ているだけで飽きないし、
並ぶ価値あったと思います。
2010台北国際花博覧会 幾米 Jimmy
会場はそれはそれは広いのですが、
会場内をかなりこまめにバスが通っているので、移動は苦労しません。
授乳エリアやお手洗いもばっちりです。
お花のサインなんかも、中国語、英語、日本語で記載されています。
会場内は、無料でWiFiが解放されています。
スタッフも本当にたくさんいて、丁寧に誘導してくれています。
お花だけでなく、茶藝館もあったりして、
台湾の文化風習なんかも垣間見ることができます。
私も、台湾茶をた〜っぷりいただきました。
2010台北国際花博覧会
フードコートも充実していて、
客家料理のファーストフードから、オムライス屋さんまでありました。
すごく驚いたのは、空港の着陸路が近いらしくて
会場の真上を飛行機が低空で横切っていくこと。
日本だったら絶対許可降りないだろうな〜・・・。
2010台北国際花博覧会 アクセス
日曜日に行ったのですが、
日本人を見ることはほとんどなく、地元の家族やカップルで賑わっている印象です。
観光で花博へいらっしゃる方はあまりいないのでしょうね・・・。分かる気もします。
長くなってしまいましたが、この辺で。
公式サイトも日本語に対応していて充実しています。
▼2010台北国際花博覧会 公式サイト(日本語)
http://www.2010taipeiexpo.tw/MP_6.html
会場エリア:圓山公園、新生公園、美術公園、大佳河濱公園
開催期間:2010年11月6日~2011年4月25日(予定)
開場時間:9:00~22:00(入場21:00まで)
チケット:一般300元
午後チケット(13時以降)200元、ナイトチケット(17時以降)150元ほか
※1台湾元=3円で計算(2010.12)
▼All About「2010台北国際花博覧会(花博)」紹介記事
http://allabout.co.jp/gm/gc/374218/
▼台北で多く見かける、壁に掛けられた植物たち。
財団法人紡織産業総合研究所が研究開発した「布花園(布ガーデン)」という
どこでも植物が育つ壁に掛けて使える土を利用しているようです。
2010台北国際花博覧会 布花園
▼チケット
2010台北国際花博覧会 花博 チケット
▼左:ふしぎなモザイクの壁画・・・
2010台北国際花博覧会
▼会場内にある台北市立美術館のカフェで。サンドウィッチ、美味しかった!
台北市立美術館 カフェ

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