スポンサーリンク
雑誌『&Premium(アンド プレミアム)』がきっかけで、日帰り旅行へ
雑誌『&Premium(アンド プレミアム)』で連載「日用品探索」を担当させていただくことになり、
(過去記事ご参照ください:祝・雑誌『&Premium』で本誌連載「&Taipei」がスタート)
初回でご紹介した「元泰竹藝社(ユエンタイツーイーサー)」の竹の歯ブラシ。
製造元のメーカー「元泰竹藝社」は南投という、台湾の中部にありました。
オフィシャルな取材には行けないけれど、でもやっぱりどんな人たちが作っているのか見てみたいなぁ、
妊娠しているとは言え、まだ安定期だし、行ってみたい!
しかもちょうど週末に子供向けのイベントを開催されているというではありませんか。
竹の産地・加工業が盛んな南投・竹山へ!
ということで家族のプチ旅行を兼ねて、行って参りました竹の産地・加工業が盛んな南投・竹山へ!
レンタカーで(旦那さんが)運転すること3時間半。
イベントの開始時間が朝8時30分からだったので、台北の自宅を出たのは早朝5時。
眠い目をこすりながら出発です。
子どもたちが自分の手で竹を植えます
今回のイベントは、子どもたちが自分の手で竹を植える体験をするというワークショップ。
「元泰竹藝社」が所有する竹の畑で行われ、4歳から12歳までの子どもたちが参加していました。
オーナーの林さんは、二児の父でもあります。
「これはただ竹を植えるというイベントではなくて、竹という概念を心のどこかに埋めて、育っていってほしいという思いを込めて開催しています。この概念がそれぞれの子どもたちの心の中で育ち、プラスチックや使い捨てのものではなくて、竹などの繰り返し使えて自然に優しい素材を使う選択ができる人が増えてほしい。」と話してくれました。
畑には虫がたくさんいて、息子はカマキリやバッタなどの虫を捕まえるのに夢中になっていました。
竹は成長速度が速いこと、二酸化炭素を吸収する量が多いことから、エコ素材としての人気が高まっているそう。
また二年〜三年くらいしたらここに来れるといいね!
スポンサーリンク
林さんのショップ「元泰竹藝社」へもお邪魔しました
イベントが終わったら林さんのお店へ移動。
店内には「プラスチックは自然に還らない」ことがよく分かる、海で拾ってきたというゴミたち。
私もこの取材を通してプラスチックへの見方がかなり変わりました。
天然の馬の毛を使ったタイプはサイズが2種類。子供におすすめの磨きやすいナイロンタイプもあります。
竹はカビが生えやすいので、濡れたコップの中などに入れず、乾燥させておくことが大切だそう。
とっても可愛い竹製のコップ。色も柄も様々あります。
私たち一家も購入させていただきました!
林さんは竹の加工工場の二代目として、「台湾の自然をより良い形で次世代に残したい、そのために仕事を通して自分たちができることは何か」を考えた結果、竹の歯ブラシの開発に至ったそうです。
たくさん稼ぐことは考えていないけれど、このビジョンを全うするためにできること、それを大切に日々忙しくしているそう。
二人のお子さんも林さんの背中を見ながらとてもたくましく育っていて、私も刺激を受けました。
実際、台北など大きい商圏でなくても起業して成功している林さんを慕って
この界隈で生活しているたくさんの若者たちが起業勉強会などに参加しているそうです。
ちょっとしたヒーローですね。
竹とともに生きてきた南投・竹山の新しいチャレンジ
私たちが林さんのショップ「元泰竹藝社」を訪れた9月。
林さんは、お店の目の前にある今は使われていないバスターミナル「台西客運」駅の一階に、
かき氷屋さんとイベントなどに使えるスペースを作っていました。
そして、その二階にあるカフェレストラン「竹青庭人文空間」で一緒にランチをしたのですが、
ここがとっても素敵でした!
5,500本もの竹を使って作り上げられたという空間はとても贅沢で
竹とともに生きてきたこの南投・竹山の方々みんなで作った場所だということでした。
いただいたのは「樹子筍干焢五花」
めちゃめちゃ美味しかったです。
来年の夏にはかき氷屋さん出来上がっているかな〜。
今回は予定が詰まっている中、急遽訪れたので日帰りでしたが、
竹山には他にも素敵な見所がたくさんあることが分かったので、今度はゆっくり泊りがけで来たいと思える素敵な場所でした。
竹の歯ブラシなどを生産するメーカー&ショップ「元泰竹藝社(ユエンタイツーイーサー)」基本情報
住所:南投縣竹山鎮頂橫街1-1號
電話番号:049-265-8681
営業時間:9:00~12:00、13:00~13:00 不定休
竹の歯ブラシは台北市内の『你好我好』、『小日子商号』などで一部商品の取扱あり。
公式サイト:www.bamboobrush.com.tw
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/ybamboo557/
カフェレストラン「竹青庭人文空間」基本情報
住所:南投縣竹山鎮竹山里菜園路27號2樓
電話番号:049-2656-176
営業時間:平日11:00〜17:00、土日祝11:00〜20:00
(ランチ11:00〜14:00,アフタヌーンティー14:00〜17:00,土日祝のディナー17:0〜19:30)
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/BeyoungGarden/
かき氷屋さん「台西冰菓室」(開店準備中)基本情報
住所:南投縣竹山鎮中山里菜園路27號
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/台西冰菓室-749847358711059/
スポンサーリンク