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一切悪口なし、優しいコミックエッセイでご紹介いただきました。
以前、台湾のコロナ対策についてご取材いただいた、イラストレーター&コミックエッセイストのハラユキさんからお誘いをいただき、私の子連れ離婚・シングルマザー・子連れ再婚といった経歴について、ハラさんが『東洋経済オンライン』で連載中の人気コミックエッセイ「ほしいのは『つかれない家族』」にて、ご紹介いただけることになりました。
全5回に分けて、少しずつ公開されていきますが、どの記事でも、ハラさんにより、丁寧にご紹介いただいております。
離婚相手の元夫についても、一切悪口なし。読むととっても優しい気持ちになる、そんな内容になっております。
(ちなみに、元夫が出てくる部分に関しては、本人に事前に確認してから公開しています。)
何者でもない私が、今大注目の人物について書いた評伝で、初めての著書を出版する。
そんな最高のタイミングで、シングルマザー経験について露出なんていうことは、おそらく普通はやらないことだと思います。
あまりポジティブではないイメージが付くからでしょうか。
でも私は(これでいいのかと悩みながらも)ずっと、プロフィールにこの経歴を入れてきましたし、これについて語るならこのタイミングが最適だと、思えてなりません。
それは、自分が人からどう思われるかよりも、今苦しんでいる人に、過去の自分に、闇に落ちないよう、幸せになることを諦めないでと伝えたいからです。
日本で見かけるシングルマザーについてのメディアについての記事は、キラキラ系か、貧困系か、大きく分けてその2つばかりで語られているような気がします。
今回そのどちらでもない、私の等身大の離婚体験を記事にしてくださったハラユキさんと、東洋経済オンライン編集長の吉川明日香さんに、心から感謝の意を表したいと思います。
ご興味感じていただけた方には、ぜひご覧いただけたらと思います。
1回目のテーマは「子連れ離婚」
「シングル母が「慣れない台湾」移住した驚きの訳 日本と台湾では”周囲の反応”がまったく違う」
なぜ、親戚もいない台湾に子連れで移住したのか? ーー私なりの考えを、ハラさんの分かりやすいコミックエッセイでまとめていただいています。
2回目のテーマは「シングルマザー時代に落ちそうになった闇と、そこからどう抜け出したか。」
「シングル母に襲いかかる「呪いの言葉」の暴力性 「つらい」と発信することすら許されない」
1回目も2回目も、公開後は人気ランキングで一位になるほど、多くの方に読んでいただいているようです。
さまざまなご意見もいただいていますが、特に多かったのが、「ほとんどのシングルマザーは、離婚したからシングルマザーになったんじゃない。離婚前からシングルマザーなんです」という言葉に、たくさんの方から共感をいただいております。
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3〜5回目もまた引き続き公開予定ですので、お楽しみに!
個人的にも、子連れ離婚、シングルマザー、そして再婚ーー「離婚して大正解」の経験談を語る、有料noteを始めました。
ハラさんから取材のお話をいただいたり、実際に取材をしていただく中で、私も刺激を受けて、ブログとは別に、再婚して、一応生活が落ち着いた今の私だからこそできる経験談を、綴ってみようと思いました。
なぜなら、私自身も誰も知っている人のいない雪国で離婚してひとり親になった、いちばんつらかった時、子供を保育園まで送った後の車の中や、子供を寝かしつけた後などに、これからどうやって生きていくかの手がかりを探してネット記事を読んだりしていました。
ひとり親って本当に時間がないので、ネット記事というのはとても読みやすいと思います。だからこれを読んだ方には、読後に元気になってもらえるようにと思っています。
だから有料記事は、日本のレギュラーサイズのコンビニコーヒーと同じくらいの価格(180円)にしました。
SNSで他人の投稿を見て自分と比較するより、ここでホッと温かい飲み物を飲んだ時のような気持ちになってもらえたらと思っています。
できる限り誰のことも傷付たくないと思っているので、元夫にも内容を確認してもらっています。安心して読んでいただけたら嬉しいです。
有料記事の目次(まだ執筆途中なので、順次公開予定です)
- 1. どうして離婚した? 離婚して良かった?
- 2. 離婚時につらかったこと・嬉しかったこと
- 3. 子連れ離婚した時に気をつけたこと
- 4. 子連れ離婚、前後の子どもの変化
- 5. シングルマザー時代につらかったこと・嬉しかったこと
- 6. 海外でシングルマザーを選んだ理由と、その振り返り
- 7. シングルマザー時代にかけられやすい呪いと、覚醒方法
- 8. どうして再婚した? 再婚して良かった?
- 9. 再婚するときに気をつけたこと
- 10. 子連れ離婚相手との関係
記事を購入してくださった方への感謝の気持ちを込めて、私の二十年来の友人、イラストレーターのヒラマツオさんにお願いし、イラストを描いていただいています。
「離婚、シングルマザー、そして再婚。「離婚して大正解」の経験談」というマガジンにまとめております。
この有料noteを始めようと思った決意や、なぜ有料にしたのか等については、無料記事で書いておりますので、よろしければ、こちらだけでもどうぞ。
「はじめての方へ:子連れ離婚、シングルマザー、そして再婚ーー「離婚して大正解」の経験談を語ります。」
公開後の反響について、思うこと。
公開後、ハラユキさんのコミックエッセイも、私が書き始めた有料noteも、反響が普段の記事とはちょっと違って、静かだけれど大きなうねりを感じるような手応えを感じています。
“表向きには言えないけれど、私が感じていたようなことを感じている”という方が、それだけ多かったんだなと。
逆に、相変わらずそういった人々の存在や思いに気付かない方もいるようで、そういったコメントをいただいたりもします。
視野というのは本当に限定されるんだなと思います。
だからこそ、「自分と違うな」と思う人の意見に耳を傾けることがインクルージョンの基本になるのだということや、その難しさも思い知らされます。
台湾には「同溫層」という言葉があります。
主にSNSの誕生後、自分と同じような考えを持つ人だけで集まり、それ以外の考えや価値観を受け付けない人々や現象を指す言葉です。
これは台湾だけでなく日本も同じだと思います。
だからこそ、こうして「見えにくいけれど、確かにそこにある人の想い」を表に出すことが、すごく大切なんじゃないかなと思っています。
私一人の力では届かなかったり、かき消されてしまうけれど、ハラユキさんや、東洋経済オンラインさん(この記事の担当は編集長さんです!)のお力で、たくさんの方に届けることが叶っています。
ちなみにこのテーマで物書きしようとすると、関係者がいるので、記事にできるトピックがかなり限定されるのですが、そこをハラさんがとても上手に描いてくださっています。ハラさん本当にすごいです。
私にとって、これらの過去は、オードリーさんの本を出版することができるようになった今と繋がっています。
だから過去に自分が遭った辛く苦しいことで、今もし苦しんでいる方がいるのなら、できることをやろうと思った次第です。
必要な方に、届きますように。
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